展示航走とは?
本番レースの直前に、レースに出走する各レーサーが、予想の参考やボートやモーターの調子
をお客様に見てもらうために、コース取りとスタートの練習を行い、全速力でレースコースを
2周する。これが展示航走である。展示航走には、スタート展示と周回展示と呼ばれる2種類の
展示がある。
スタート展示
スタート展示とは、次のレースに出場するレーサーたちが本番のレースを想定したコース取り
とスタートを行うことである。ボートレースの場合、艇番と進入コースが異なることも少なく
ないため、予想には欠かせない直前情報になる。
スタートのタイミングが悪い(極端に遅い、または早い)選手は調子が悪い証拠かもしれませ
ん。
周回展示
展示航走ではスタート展示で全艇がスタートを切った後、「周回展示」に入っていく。周回展示
とは、主に旋回の調子や直線の走りを本番レース前にお客様に見せる展示のことで、競馬でい
えば「パドック」のようなものである。周回展示に参加しなかった艇は本番レースにも出走でき
ないため、レースに出場するレーサーは必ず2周(荒天候時は1周もある)の周回展示をするこ
とが義務付けられている。
旋回(カーブ)の際やたら膨らむ舟には賭けないほうが利口かもしれません。