競艇の歴史
日本には中央競馬、地方競馬、競輪、オートレース、競艇の5つの公営競技が存在しますが、
実はその中でも「競艇」が誕生したのは昭和27年4月と一番新しいのです。
順番としては競馬→競輪→オートレース→競艇の順に開催されるようになりました。
競艇が初めて行われた場所は?
日本最南端かつ最西端の競艇場である「大村競艇場」が始まりとされています。
競艇の生みの親は?
日本の政治運動家、社会奉仕活動家である笹川良一によって構想されました。
彼が巣鴨プリズンで手にしたアメリカの情報誌に、モーターボート競走の写真が乗っており、
それに関心を持った事がきっかけと言われています。
なぜ競艇は生まれたのか?
競艇の始まりは、戦争で大打撃を受けた日本経済を立て直すためだったと言われています。
また、戦争の際モーターボートを使用した戦略は海上戦において有利になるのではないか?と
考えられていたためとも言われています。
現在では、国土交通省海事局で、造船関係の産業を振興すること等を目的としています。
呼称は「ボートレース」?「競艇」?
かつての呼称は「ボート」「ボートレース」「モーターボート競走」と統一性はありません
でしたが、1997年(平成9年)度から2009年度まで「競艇 (kyotei)」に統一、さらに2010年
(平成22年)度からは統一呼称を「BOAT RACE」(ボートレース)に変更しました。